チアゴ・シウバは39歳にしてチェルシーDF陣の中核を担っている。欧州の強豪チームを渡り歩いてきた彼の輝かしいキャリアは今終わりに近づいているものの、サッカー界における彼の今後進む道は定まっていない。
彼は自身の言葉で、スカイ・イタリアに自らの考えをこう語った。
「引退のときが近づいているけど、それは単純なことではない。プレーを止めるか、もし続けるとしたらどこへ行くか決めないといけない。僕には家族がいるし、2人の息子はチェルシーでプレーしている」
ブラジル人ベテランDFのチアゴ・シウバは、2020年にチェルシーへと移籍。元々は短期契約の予定だった。しかし、今となっては彼はチームのDFにとって不可欠な存在となっている。
「今のところ僕は、チェルシーとの契約の最後のシーズンでベストをつくすという機会に恵まれている。でも、僕は自身のこれまでのキャリアとか、今自分が39歳でしていることにとても満足しているし、誇りに思ってる。」
今シーズンの後、彼が引退したらそれは大きな空白となるだろう。彼はチェルシーでの2021年チャンピオンズリーグ勝者、サッカー界のレジェンドとして記憶される存在へとなりつつある。
歳を重ねてもピッチでのシウバのスキルは衰えていない。彼は36歳になって以降、プレミアリーグの87試合に出場、卓越したフィールドプレーヤーとしてその名を記録に刻んでいる。